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HOME > 2019年7月号 ラグビーワールドカップ2019™️日本大会 開催都市の取り組みと期待される効果とは

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東経リビング

Tokei Living

「東経リビング」は、福岡地区と鹿児島地区で発刊する取材記事と不動産情報を中心とした「大人のプレミアムマガジン」です。

●取材記事は富裕層消費動向調査をもとに、ハイクラスの皆様に役立つ情報を厳選

●不動産情報は、新築分譲マンションの最上階、角住戸などいわゆるプレミアム住戸や事業用地、投資物件などを中心に紹介

 

■発刊…毎月初旬

    ※鹿児島版は隔月発刊

■サイズ…A4(フルカラー)

■発行部数…福岡版/2.7万部

      鹿児島版/2万部

■広告掲載・取材に関するお問い合わせ先

(発行元)東京経済株式会社 福岡支社 出版事業部

TEL 092(285)0605

4年に1度、約2カ月をかけて開催されるラグビーワールドカップは、世界で最も規模が大きく、また最も愛されているスポーツイベントのひとつだ。2019年9月20日から開催される日本大会はアジアで初めての開催となり、 福岡・東平尾公園博多の森球技場も全12カ所の試合会場のひとつに選ばれている。今回は、開催都市の取り組みと期待される効果をラグビーワールドカップ2019福岡開催推進委員会事務局の篠原一洋事務局長に聞いた。(インタビュアー/上田恵子)

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上田恵子(以下、上田):開催都市としてたくさんの準備が必要だと思いますが順調ですか。

 

篠原一洋事務局長(以下、篠原):我々の仕事として一番大きなものは試合に向けての準備ですが、施設の整備など順調に進めています。会場である東平尾公園博多の森球技場への観戦客約2万人のスムーズな輸送に向け、車で来られる方については、パークアンドライド用駐車場を会場周辺に設置して、そこからバスで輸送するほか、空港を利用される方については、会場までのシャトルバスを運行します。また、福岡空港から会場までは歩いて30分ほどで、海外の方の多くが歩いて移動することが予想されますので、その道中に楽しめる仕掛けをしたいと思っています。

 

上田:おもてなしという点で、ほかにはどのような準備を。

 

篠原:ファンゾーンの設置をJR博多駅前広場で計画しており、パブリックビューイングができる大きなビジョン、飲食、ステージ、スポンサーのブース、そのほかラグビーを体験できる施設やイベントなどの準備を進めています。

 

上田:飲食店や宿泊施設など、民間でのおもてなしも大切ですね。

 

篠原:飲食店のメニューや案内の多言語化、キャッシュレス決済への対応のほか、よくいわれているビールの不足のない提供も必要です。今大会は福岡の魅力を発信するチャンスなので、食と文化を楽しんでもらい、福岡の良さを知ってもらいたいですね。開催都市にとって国際的な観光振興は大きな目的で、我々はこれまで香港、フランス、オーストラリアなどでPR活動をしてきました。一方で、大会期間中は地元の私たちが難しいことを考えずに、「福岡に来てくれてありがとう」と海外からのラグビーファンに気軽に話しかけることがおもてなしになると思います。

 

上田:観光振興のほか、今大会で期待することは。

 

篠原:まずは会場が満員になって、素晴らしい試合が行われて、福岡のまち全体がラグビーで盛り上がることです。もうひとつはこれをきっかけにしてレガシー(遺産)が生まれることです。世界三大スポーツ大会のひとつが福岡で開催されるという貴重な機会ですから、これをきっかけにラグビーはもちろん、あらゆるスポーツの振興につながってほしいですね。また今回、アジア初開催ということもあり、アジアの玄関口といわれる福岡がアジアでのラグビー普及のお手伝いができればいいですね。福岡では2018年10月に全国の開催都市の中で唯一、「アジアラグビー交流フェスタ」を開催しましたが、アジア全体のラグビーの普及のために大会後も続けていこうと思っています。

 

上田:経済効果の波及で期待することは。

 

篠原:ラグビーワールドカップ2019™️日本大会では、海外からのラグビーファンが7万人ほど九州に訪れると予想されています。宿泊施設のキャパシティから考えても、大分・熊本での試合の観戦客も福岡に宿泊されるケースが多いと思いますので、福岡の場合は、九州で開催される試合すべてでの経済効果が考えられます。

 

上田:ビジネス効果という点では。

 

篠原:海外からの観戦客は富裕層も多いので、一番期待されるのは消費です。我々は観光地や飲食店の方に、受け入れ態勢を整えるための情報を提供していますが、「準備はしてもいいけれど、本当に来るのか」と言われることがよくあります。もちろん呼び込む工夫も必要で、それがビジネスチャンスにつながると思います。企業のマッチングなどは我々が関与できないところですが、さまざまな国や地域の方がいらっしゃいますので、そういった機会は自然と生まれるのではないでしょうか。

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■発刊…毎月初旬※鹿児島版は隔月発刊 ■サイズ…A4(フルカラー) ■発行部数…福岡版/2.7万部、鹿児島版/2万部

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