HOME > 2017年5月号 防災の第一歩はアプリのダウンロード
福岡市が防災やごみ収集日をLINEでお知らせ
福岡市は4月25日、メッセンジャーアプリ「LINE」の公式アカウント(LINE ID:@fukuokacity)を開設し、災害時の避難勧告、PM2.5の基準超過予測などの「防災情報」、居住区ごとに種類別のごみ収集日を知らせる「ごみの日通知」などを発信すると発表した。利用方法は、LINE公式アカウントを「友だち」に追加し、居住区域や通知時間、受信したい項目を選択すれば、市民の生活・地域に合わせた情報を受け取れる。
福岡市は、昨年10月にLINE株式会社と情報発信強化に関する連携協定を締結しており、情報発信への検討を進めていた。自分の生活に合わせた情報をLINEで受け取れるサービスは全国の自治体で初という。今年10月24日までを実証実験期間としており、効果を踏まえ、事業の継続が判断される。
また、福岡市は企業と連携し、SNSを活用した防災アプリの開発に取り組んでいる。基本コンセプトは、「平時から利用される地域コミュニティ防災アプリ」。平常時は、地域コミュニティのコミュニケーションツールとして活用し、災害時には被災の状況や支援情報などといった災害情報の共有ツールとして活用できるものを検討しており、2018年4月頃の完成を目指している。
スマホアプリで防災の第一歩を
東日本大震災直後には、携帯電話での通話やメールが、電話回線の混線やメールサーバーの処理能力オーバーなどでほとんど使えなかった。一方で、スマートフォンではインターネット回線を使ったツイッターなどのSNSが利用できたことから、その有用性が注目された。
昨年の熊本地震では、スマートフォンの普及によりLINEやツイッターといったSNSが安否確認のほか、支援活動で有効に機能した。また、震災の教訓から開発された様々な防災アプリも活用された。
災害が発生した場合、「家族の安否を確認する」「災害情報を得る」「避難所を探す」といったことにスマートフォンが役立つのは確かだ。そして、今や防災の第一歩となるのがアプリのダウンロードかもしれない。
災害時に役立つ無料のアプリを下に紹介しているので、ご参考に。
災害時の安否確認に使える「LINE」
圧倒的に普及率の高いメッセージアプリ。送った相手がメッセージを開いたことがわかる「既読」機能は東日本大震災がきっかけで生まれた。家族でグループをつくっておけば、家族全員の安否確認が簡単に行える。
精度が高い地震予報&速報「ゆれくるコール」
気象庁が発表した高度利用者向け緊急地震速報を元に、予想震度、予想到達時間をプッシュ通知で知らせてくれる。安否確認機能付。
防災ポータルアプリ「goo防災アプリ」
災害時に必要とされる情報を1つのアプリに収集。多自治体、各報道機関、各携帯会社の災害伝言板などの情報をまとめてチェックでき、メール・SNS・安否確認サービスといった3種類の異なる方法で安否確認ができる。
信頼の情報で判断「NHK ニュース・防災」
NHKが発表するあらゆる災害に関連した信頼度の高い情報をチェックできる。
安全で近い避難所が一目瞭然「防災情報 全国避難所ガイド」
現在地周辺の避難所を、オフライン状態でも表示してくれる防災マップ。ナビ機能もあるため、知らない土地で災害に遭っても迅速な非難に役立つ。
媒体概要
東経リビング
「東経リビング」は、福岡地区と鹿児島地区で発刊する取材記事と不動産情報を中心とした「大人のプレミアムマガジン」です。
●取材記事は富裕層消費動向調査をもとに、ハイクラスの皆様に役立つ情報を厳選
●不動産情報は、新築分譲マンションの最上階、角住戸などいわゆるプレミアム住戸や事業用地、投資物件などを中心に紹介
■発刊…毎月初旬
※鹿児島版は隔月発刊
■サイズ…A4(フルカラー)
■発行部数…福岡版/2.7万部
鹿児島版/2万部
■広告掲載・取材に関するお問い合わせ先
(発行元)東京経済株式会社 福岡支社 出版事業部
TEL 092(285)0605
東京経済(株)の地域のビジネスに関する
あらゆる情報を発信するニュースサイト
別冊 東経リビング
三菱地所リアルエステートサービスの不動産の価値最大化・最適活用とは
(2017年2月28日発刊)
PR
「東経リビング」は、福岡地区と鹿児島地区で発刊する取材記事と不動産情報を中心とした「大人のプレミアムマガジン」です。
●取材記事は富裕層消費動向調査をもとに、ハイクラスの皆様に役立つ情報を厳選
●不動産情報は、新築分譲マンションの最上階、角住戸などいわゆるプレミアム住戸や事業用地、投資物件などを中心に紹介
■発刊…毎月初旬※鹿児島版は隔月発刊 ■サイズ…A4(フルカラー) ■発行部数…福岡版/2.7万部、鹿児島版/2万部
■広告掲載・取材に関するお問い合わせ先 (発行元)東京経済株式会社 福岡支社 出版事業部 TEL 092(285)0605
「Tokei Living」は東京経済(株)が運営しています。記事・画像の無断転載・転用はお断り致します。東京経済(株) 出版事業部 住所:福岡市中央区清川2-18-12 第2東経ビル TEL:092-285-0605
Copyright (C)東京経済(株) All Rights Reserved