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ＪＲ九州は2017年1月30日、福岡市中央区の九州大学六本松キャンパス跡地で建設を進める複合ビルについて、商業施設部分に入居するテナントを発表した。

現在、新しいまちづくりのための再開発が進められている九州大学六本松キャンパス跡地。福岡市の都心・天神から西方約2.5キロメートルに位置し、地下鉄七隈線「六本松」駅より天神南駅まで8分、博多駅へ23分（乗換10分を含む）の距離にあり、地下鉄「六本松」駅に直結の約6.5ヘクタールという敷地での全国でも例が少ない司法と一体となったまちづくりだ。

2014年7月には、賑わいの創出や生活利便性の向上のための業務、居住機能などを備えた複合施設が建設される跡地北側の土地をＪＲ九州が取得し、開発が本格化。2017年1月30日に建設中の複合ビルの出店テナントが発表された。

西街区の「ＭＪＲ六本松」は、多彩な共用空間と緑豊かな植栽につつまれた、全351邸の分譲マンション。通りに面した1階は商業エリアとなっており、地元の人気飲食店6店を含む計13店からなるバラエティ豊かな構成で、分譲マンションの入居に合わせ、3月から順次開業予定となっている。

〈ＭＪＲ六本松の出店テナント13店舗〉

うどん居酒屋　粋（うどん・居酒屋）／海晴れ（和食一般（一部洋食））／五穀（洋食屋）／シアトルズベストコーヒー・サブウェイ（コーヒー・サンドイッチ）／蕎麦　いしい（蕎麦・居酒屋）／Ｔｏｃ─Ｔｏｃ（鉄板居酒屋）／博多一口餃子　一口（餃子居酒屋）／ファミリーマート（コンビニエンスストア）／ＡＴＥＮＡ（美容院）／ａｕ　ショップ（携帯電話販売代理店）／ＰＯＬＡ　ＴＨＥ　ＢＥＡＵＴＹ（エステ・化粧品販売）／三井のリハウス（不動産仲介）／他銀行１店舗

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東街区の複合ビルは、延べ床面積3万7000平方メートル。住所から「六本松４２１」と名称が決められた福岡市科学館や九州大学法科大学院が入る低層棟（6階建て）と住宅型有料老人ホーム「ＳＪＲ六本松」（9月1日入居開始）が入る高層棟（13階建て）の2つの建物に分かれる。

営業ゾーンは1、2階部分の計7500平方メートルで、1階に核テナントとして「ボンラパス」、2階に「蔦屋書店」が出店。営業ゾーンの店舗は、計23店舗になる予定で、先に紹介した両店の他、学童保育施設やクリニックなど16店舗について先行して発表された。

「六本松４２１」は、2017年秋の開業を目指す。

〈東街区複合ビルの先行発表された16店舗〉

ボンラパス（スーパーマーケット）／ミカフェート（カフェ）／青山フラワーマーケット（フラワーショップ）／いっかく食堂（定食店）／クリーニングの洗光舎（クリーニング）／グレンドール（ベーカリー）／ドラッグイレブン（ドラッグストア）／ベツ・バラーレ12 号（イタリアン）／八百屋の九ちゃん（青果店）／和光六本松青陵薬局（処方せん調剤）／蔦屋書店（ブック＆カフェ）／Ｋｉｄｓ ＪＲ六本松（学童保育）／六本松歯科よしだクリニック（歯科・矯正歯科）／六本松皮ふ科（皮膚科・アレルギー科・美容皮膚科）／しまだ内科・循環器クリニック（内科・循環器内科）／及川病院六本松乳腺クリニック（乳腺外科・乳がん検診）