不動産の購入は「自分の意思」で決めることができるが、売却は「買い手の意思」があってはじめて成立する経済活動だ。買い手（買主）が物件を探しているタイミングや、その時の不動産市況によって「売りやすさ」や「売れる価格」が劇的に変わってしまう。不動産の売却活動を経験した人ならその難しさを痛感している人も多いはずだ。

「しかし、対策がないわけではありません。戦略的な売却スケジュールを策定し、臨機応変にアプローチを修正していくことで、『売却活動の主体』を売主さまに引き寄せることが可能です」

こう話すのは、ソニー不動産(株)（東京都中央区）の創業期メンバーとしての経歴を活かし、地元・九州の福岡で今年５月に不動産売却専門の不動産売買デベロップメント(株)を創業した西村博貴社長だ。

同社は、一社で同時に売主・買主の双方を担当しない、いわゆる「両手仲介」をしない不動産売却のプロ集団。あらゆる不動産売却のノウハウを駆使するのはもちろん、専属デザイナーによる販売図面の作成やドローンによる物件プロモーション動画などを通して物件の魅力を引き出し、より高い価格での売却を可能にしているのが特徴だ。今年8月には売却専門サービス「ＵＲＵＦＵ（ウルフ）売る不動産」を開始、ウェブサイトも開設している。

「双方仲介（両手仲介）では、仲介業者の利益を優先するための不動産取引が行われているのが現状です。私たちはこうした旧来の商慣習を断ち切り、創業期の第1フェーズとして、売主の皆さまが主役の不動産売却サービス『ＵＲＵＦＵ』を立ち上げました」と西村社長。

売却活動の第一歩となる売却予定物件の査定についても、売主の要望や状況に合わせた3種類の査定方法「机上査定」「訪問査定」「査定の査定（セカンド・オピニオン）」を無料で用意。売却専門なので買い手側の要求に振り回されることなく、可能な限り高い査定価格を追求することができるという。また、成約時の仲介手数料は、法定仲介手数料のみ（3％＋6万円）。それ以外の名目で追加請求することは一切ない。

不動産売却でお困りの方、将来売却を考えている方は、是非ご相談を。