「今、日本酒が一番美味しい時代なんです。日本全国の酒蔵で若い世代が、伝統的な杜氏の技法と科学的根拠に基づいたアプローチで、消費者のニーズに合わせながらも個性的な日本酒をたくさん生み出しています」

 

そう教えてくれたのは、福岡市中央区薬院にある「桐の」の店長・桐野利裕さんだ。

 

「桐の」では、厳選された食材をふんだんに使った会席料理と日本全国約100種類の日本酒が楽しめる。日本酒バーとしても利用でき、「日本酒好き」が評判を聞きつけて訪れる隠れ家的な店だ。

 

桐野さんは、京都にある仕出し料亭「井傳」で修行を積んだ後、25歳の若さで千葉の「紀伊乃国屋旅館」の料理長を務めた一流の料理人。九州・福岡の旬の素材を京料理の伝統的な技法で調理した会席料理と日本中の美味い酒、こだわりの器でもてなしてくれる。

 

料理メニューは、旬のものを楽しめるように月ごとに一新される３つのコース（5000円、6500円、8000円※税込）。バー利用でも酒の肴、会席料理からの単品にも対応してくれるそうだ。

 

「お客さまには、日本酒と料理の組み合わせ、味の幅広さ、楽しみ方を見つけてもらいたいですね」と桐野さん。日本酒の好みは、３種類飲んでもらい、気に入ったものの感想を聞けば大体わかるという桐野さんとの会話もこの店の楽しみのひとつ。スラスラと出てくる日本酒のマニアックな知識に驚くこと間違いなしだ。

 

季節を感じる美味しい料理を楽しむことはもちろん、これまで知らなかった新しいお気に入りの日本酒に「桐の」で出会ってみては。

 

 

■奏季和食・美酒満笑（日本酒バー）「桐の」

〒810-8588 福岡市中央区薬院1-16-5 松井ビル1F

ディナー／18:00〜22:30

日本酒バー／18:00〜24:00

TEL.092-737-3685

ホームページ http://www.kiri-no.jp

 

※予約をされていないお客さまへのコース料理のご提供はお時間がかかる場合がございます。予めご了承ください。事前のご予約をお願いいたします。［予約］月〜土曜日／15:00〜