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HOME > インタビュー > 2014年8月号 ドクターインタビュー_生活習慣病予防(ウェルネス天神 橋本俊彦先生)

Doctor Interview[男性更年期障害]

頑張る男性の明日を応援する夜間専門の診療所で聞く

「男性更年期障害」

徳本 輝弘(とくもと・あきひろ)

男の夜間診療所院長。

長崎県出身。佐賀大学医学部医学科卒業後、医療法人高邦会高木病院で勤務。その後、久留米大学病院精神科で勤務して以来、精神科医療に関わる。大学病院を含め、九州内を中心に精神科単科病院の常勤・非常勤医師として勤務。2016年3月に頑張る男性を応援するコンビニクリニック「男の夜間診療所」を開院。

 

〈資格・所属学会〉

日本医師会認定産業医、日本精神神経学会会員、日本プライマリケア連合学会会員、日本抗加齢学会会員、日本メンズヘルス医学会、日本性機能学会。

男性特有のデリケートな悩みは

男性更年期障害の症状の現れかもしれない

媒体概要

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●取材記事は富裕層消費動向調査をもとに、ハイクラスの皆様に役立つ情報を厳選

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■発刊…毎月初旬

    ※鹿児島版は隔月発刊

■サイズ…A4(フルカラー)

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(2017年2月28日発刊)

男性更年期障害とは

 

─近年になって認知されつつある男性の更年期障害は、女性の更年期障害と同様に、ホルモンバランスの崩れによって起こる症候群ですよね。

 

徳本先生 男性更年期障害が注目され始めたのはここ10年程のことです。それまでは男性にもホルモン分泌量の変化があることはわかっていましたが、女性と同じように治療をすべきものであるという認識がありませんでした。

 

─女性の更年期障害との違いは。

 

徳本先生 女性の場合は、閉経をされてホルモンのバランスが変わり、体調に大きな変化があり、治療の場にたどりつかれることが多いです。一方で、男性は20代をピークに男性ホルモンの分泌量が減ってきて、30代、40代から症状が出てくることが多いです。特徴は、その時期に個人差があり、変化も緩やかで、ご自身でも気付きにくいということです。

 

─どのような症状に気をつけたらいいのでしょうか。

 

徳本先生 症状は、精神面、体調面に多種多様な形で出てきます。疲れやすい、気が沈みがち、集中力がなくなってきたなど、簡単に言えば、「元気のないように見える状態」になることや、「中年太り」などの体重の変化、「ED(勃起障害)」などもそうですね。これらの症状を「歳のせいかな」と終わらせてしまう方は多いのですが、男性更年期障害の症状の現れである場合があります。

 

─こちらで受診された方で、実は男性更年期障害が原因だったということも多いのですか。

 

徳本先生 多いです。例えば、「うつ病のような症状がある」と受診された方の血液検査をした結果、テストステロン(男性ホルモン)の値が低く、男性更年期障害だったというケースです。治療として男性ホルモンを補充すると、活発になったり、若いときのような体調が戻ってきたりと、症状が改善します。逆に、最初から「男性更年期障害の治療を」と受診される方は少ないですね。

 

─自分自身の心や体に起こる変化を「歳のせいだけではないかもしれない」と疑ってみることも必要ですね。また、男性更年期障害が原因となっている男性特有のデリケートな悩みなどは、医療機関に相談することで、思っているよりも簡単に解決できるケースがあるのかもしれませんね。

 

コンビニクリニックという存在

 

─「男の夜間診療所」は、中洲という場所もあって、ビジネスマンが気軽に利用できると評判ですね。「頑張る男性を応援するコンビニクリニック」がコンセプトだそうですが。

 

徳本先生 年中無休で午後5時から深夜0時まで予約不要で診療受付をしています。スタッフは全て男性で、一般的な内科の悩みから、精神的な悩み、男性特有の悩み、プライバシーに配慮が必要なデリケートな悩みまで、ご相談しやすいクリニックを目指しています。また、遠方の方やお仕事などで受診が難しい方のために、テレビ電話などで診察を行い、お薬を郵送する「遠隔診療」を積極的に取り入れています。

 

─どのような方が利用されることが多いですか。

 

徳本先生 お仕事終わりのビジネスマンで、年齢層は30代から60代の方が多く、「体調が悪いけれど、明日も仕事で休めないので、夜のうちに治療を受けたい」と飛び込みで受診される方も多いです。

 

─外来点滴での「ニンニク注射」や「アルコール対策注射」も人気のようですね。バーカウンターのような処置室に驚きました。

 

徳本先生 中洲に飲みに行く前や後に気軽に利用していただいています。「点滴」の処置をしている最中の会話から、検査の必要を感じ、検査・治療へとつながったり、お酒を飲んだ後に利用された方が、少し話しづらい悩みなどをポロッとお話しになって、治療につながったりということもあります。

 

─お酒を飲んで病院に行くのは、何となく気が引けますが、デリケートな悩みを相談するにはいいのかもしれませんね。

 

徳本先生 体調が悪い時はもちろん、お酒を飲んだついでに立ち寄ってもらえる敷居の低いクリニックでありたいと思っています。個室の点滴室で、点滴ついでに少し眠って帰られる方も多いですよ。

仕事帰りの時間に気軽に立ち寄れる「男の夜間診療所」は夜間診療専門クリニックなので、夜間料金など特別な料金はかからない。

バーカウンターのように対面で話しながら「ニンニク注射」や「アルコール対策注射」などの処置を気軽に受けられる。個室の点滴室もある。

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