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HOME > 2016年3月号 博多駅前 再開発エリア 「KITTE博多(博多マルイ)」「JRJP博多ビル」が4月開業

博多駅前の再開発エリアで4月、「KITTE博多(博多マルイ)」「JR・JP博多ビル」が相次いでオープンする。2011年の新博多駅・JR博多シティのオープンを契機に集客を含め、活気が戻った博多駅周辺エリアだが、今春、さらなる進化を遂げることでのさらなる活性化に期待が寄せられている。

九州最大級のオフィスビル「JRJP博多ビル」

 

博多駅前の再開発エリア(博多郵便局と博多ビルの跡地)で4月、日本郵便の商業ビル「KITTE博多」とJR九州・日本郵便共同の複合オフィスビル「JRJP博多ビル」が相次いでオープンする。

 

開業日は、博多マルイを核テナントとする「KITTE博多」が4月21日、「JRJP博多ビル」の商業ゾーンが4月27日(1階フロアの博多郵便局とゆうちょ銀行博多店は、同25日に先行開業)となっている。

 

これら2つのビルが位置するのは、「博多駅中央街地区地区計画」区域内の「博多駅南西街区」。当街区は福岡市都心部のさらなる機能強化と魅力づくりを推進するための「福岡市都心部機能更新誘導方策」を初めて適用された街区で、その適用を受けた第一号の開発計画となる。福岡市におけるまちづくりの先進的な役割を担う再開発で、「人が集まり、賑わいがあふれだす南西街区のシティーゲート」として博多駅周辺がさらに魅力ある街へと発展することが期待されている。

 

「JRJP博多ビル」は、地上12階地下3階、延べ床面積4万4000平方メートルで、オフィスビルとしては九州最大級。隣接する「KITTE博多」とは地下通路、2階ペデストリアンデッキで直結される。3~12階はオフィスエリアで、九電工やグロービス経営大学院、LINEグループなどが入居。商業エリアには人気料理店「俺のフレンチ」が九州初出店するほか、アメリカンレストラン「ハードロックカフェ」など人気の飲食店など16店が入り、観光客やビジネス客など幅広い層の利用を狙う。

 

 

「KITTE博多」には九州初進出の「博多マルイ」

 

「KITTE博多」は、地上11階地下3階建て、延べ床面積6万5800平方メートル。博多駅から連続する2階歩行者デッキ、新博多駅地下街から連続する地下通路で結ばれているほか、敷地中央には南北に通り抜けできる貫通通路と広場が設けられ、回遊性を高める歩行者ネットワークが形成されている。ビルの名称には、「切手」と「来て」という意味が込められている。

 

コンセプトは「だれでも、気軽に、毎日でも」。ビジネス・観光・ショッピングで訪れる方、また、外国人観光客といった幅位広い層をターゲットに、九州初進出となる核テナントの「博多マルイ」(1F〜7F)をはじめ、50店舗もの飲食店舗(B1F、9F、10F)、ユニクロの大型店舗(8F)、福岡大学博多駅サテライトクリニック(仮称、8F)、結婚式場「ハカタギ グランヒューリ」(11F)で構成される。

 

飲食ゾーン50店舗のうち、4割以上となる21店舗が九州初出店で、新業態のほか、地元人気店(16店舗)も出店、地元の名物・名料理をいつでも、気楽に楽しめる。また、博多駅と地下で直結する地下1階のレストランフロアは朝早くから夜遅くまで利用でき、さまざまなシーンに対応する。

 

九州初出店となる1階から7階の「博多マルイ」は、低層階にスイーツなど食関連の売り場、1階から6階までの各フロアにカフェを導入するなど、従来のマルイにない新しい取組みが実施されている。従来型の「ターゲット」という考えを払拭し、「男女」「年代」を超えて気軽に立ち寄れるフロア構成を目指し、休憩スペースを多く設け、各階にカフェがあり、食や化粧品、スポーツ用品、サービスといったアパレル以外が約7割という店舗構成になっている。

 

 

 

さらに魅力ある街へ

 

博多駅周辺は新博多駅・JR博多シティができる前は、人通りこそあるものの、駅ビル自体に活気がなく、百貨店も人がまばらと衰退傾向が続いていた。そんななか、2011年の新博多駅オープンを契機に集客を含め、活気をとりもどしてきた。

 

今後は、今回開業する2つのビルの南側の筑紫通りをはさんだエリアの再開発や多数のホテル開発の計画もある。また、2020年には、福岡市営地下鉄七隈線が天神南駅から博多駅まで延伸される計画で、人の流れも変わってくることが予想され、さらなるエリアの活性化、魅力ある街への発展に期待が寄せられている。

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