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【早良区─藤崎・室見エリア特集】

●悠久の昔から人々が暮らした場所「藤崎」

 

藤崎は、北で百道、東で高取、南東で昭代、南で原、西で弥生と隣接し、エリアとしては藤崎・弥生・高取など藤崎駅から徒歩10分程度の地域を指すことが多いようです。

 

地名の由来については、かつてこの地から「筑前富士」と称される糸島の可也山がよく見えたことから「富士崎」という地名となり、それが「藤崎」へと変わったと口伝されています。

 

藤崎の「崎」は「岬」、海に突き出した先端のことで、3000年位前から砂丘が形成されており、人々が暮らしていました。鎌倉時代の海岸線に築かれた元寇防塁が西南学院大学敷地内の南部で発掘されているなど、中世以前の海岸線は現在より1㎞以上も南でした。

 

崎や西新では、古くから弥生土器や三角縁神獣鏡などの発見があって、学史的にも注目されてきた遺跡群(藤崎遺跡等)があり、今から約40年前の昭和50年代以降の市営地下鉄や藤崎バスターミナルの建設、県立修猷館高校の建て替え工事などにともなって発掘調査が進み、弥生時代から古墳時代前期を中心とする集落や墳墓の全容が明らかになっています。

 

弥生時代といえば、稲作農耕文化のイメージですが、西新町・藤崎遺跡群は農耕不適地に立地しており、出土遺物などからも、漁村的な遺跡であったと考えられており、中国や朝鮮半島など遠隔地からもたらされた遺物も多く出土することから、漁撈とともに海を介した対外交易などをも担った集団が暮らした遺跡と考えられています。

 

江戸時代には、北九州の若松宿を始点に、福岡、糸島を経て唐津城を終点とする唐津街道と長崎街道が交差する福岡藩の要衝の地として繁栄し、唐津藩、福岡藩の大名行列が通る大名道として栄え、白壁づくりの商家が軒を連ねていました。今も築100年以上を経過した古い商家がところどころに残り、往時を偲ぶことができます。

 

付近には、紅葉八幡宮、猿田彦神社など由緒ある神社仏閣も散在していることから、このエリア一帯は歴史の情緒が色濃く残っています。

 

現在の藤崎は、住宅地として発展しており、西新ほどは繁華ではないものの駅周辺には、唐津街道に沿って今川橋から藤崎駅までの東西約1.4㎞におよぶ「西新商店街(藤崎商店街─高取商店街─中西商店街─西新中央商店街─西新オレンジ通り商店街)」の西側の入口があるほか、スーパーや銀行なども立地する暮らしに便利な街となっています。藤崎は、悠久の昔から変わることのない「暮らしの街」なのです。

猿田彦神社 福岡市早良区藤崎1-1-41

地下鉄「藤崎」駅からすぐの場所。毎年、最初の「庚申」の日に行われるのが厄除祈願の祭事「初庚申」です。 この日は、夜明け前の朝早くから厄除けの「赤い猿面」を求める人で猿田彦神社はいっぱいになります。福岡には「サル」は“去る”に通じるとして、「災いが去る」「幸福が訪れる」とこの猿のお面を 玄関にかける習わしがあり、翌年に、境内に戻して厄を祓います。

藤崎「一里塚」

福岡市早良区藤崎1-24-1

藤崎バスターミナルの斜め向かいの福田眼科にある一里塚の石碑(昭和61年に再建)。江戸時代には、江戸(東京)の日本橋を起点として、東海道に道路の距離標識である一里塚(里程標)が制定されました。福岡藩でも福岡城上の橋御門を起点とし、西の前原道は藤崎に、東の箱崎道は桝形門の西中島橋を起点とし、箱崎宮前、南の太宰府道は板付橋に一里塚が制定されました。

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●都市と田園の風景が上手く溶け合う心癒される街「室見」

 

室見川を境に福岡市西区に隣接する早良区室見。室見川・金屑川の2つの川に挟まれたこの地域は、西の副都心として栄える「西新」にほど近い、閑静な住宅街です。

 

この辺りは、昭和の初め頃まで集落が多く「大字庄」と呼ばれており、現在の室見の南に隣接する「南庄」という地名はその名残で、この一帯には農地が広がっていたといいます。江戸時代には、農業で生計を立てる下級武士が多く住み、家の周りには、ちん竹の生け垣があったので、彼らは「庄のちんちくどん」と呼ばれていました。このちん竹の生け垣は室見4丁目の住宅地付近に今でも残っています。

 

また、4丁目の細い路地を歩いていると、大きな楠がある少童神社があり、その境内の裏には、菅原道真の「腰掛石」が祀ってあります。菅原道真は昌泰4(901)年に右大臣の職を解かれて、大宰府に左遷され、博多に上陸。現在の室見~重留~板屋を経て、大宰府へ向かったと伝えられており、その際に休息をとるために座ったといわれる石がこの「腰掛石」です。

 

農村だった室見の宅地化が始まったのは昭和30年代のことです。昭和50年には市民の足であった市内電車が廃止されますが、昭和56年に福岡市営地下鉄1号線の「室見─天神」間が開業します。そして、博多駅までが全線開通すると、交通の便に恵まれた室見は都心のベッドタウンへと生まれ変わっていくのです。

 

福岡市営地下鉄「室見」駅には、この地下鉄建設工事の苦労を知ることができる「室見トンネルの貫通石」が展示されています。昭和54(1979)年4月23日、「最大の難関」といわれた室見トンネル(姪浜から室見間)が貫通しました。ここの地質はコンクリートの5倍の強度を持つ砂岩で、大型岩盤掘削機ロードヘッダーなどの最新機械を投入して掘り進められました。この貫通石は難工事克服の記念として保存されているものです。

 

昭和50年代以降は地下鉄の開通に始まり、海浜地区の住宅開発、都市高速の開通とめざましい発展を遂げたことで、かつての農村の風景は失われましたが、このエリアは室見川の流れに都市と田園の風景がうまく溶け合う、心癒される街となっています。

 

背振山系を源流として博多湾に注ぐ室見川沿いには、「福岡アメニティ百選」にも選ばれた河畔公園が整備され、桜や紅葉など、四季折々の自然を楽しむことができ、周辺住民の憩いの場所となっていますし、室見川河口付近では、福岡市の海の鳥に制定されているユリカモメなどのカモメやカモ類も多く観察されます。

 

室見河畔の様々な風物詩もこのエリアの魅力です。毎年2〜4月になると、古くから全国的に有名なシロウオ漁が福岡の春を訪れを告げます。4月には、延長4.7㎞におよぶ室見川河畔公園の桜並木が川の風情と溶け合って、美しいコントラストを見せ、本格的な春の訪れを楽しませてくれます。

 

5月になると潮の干潮時に河口で潮干狩りを楽しめることから、たくさんの家族連れで賑わいます。6月には、室見川上流から中流域にかけて、ホタルが乱舞します。

 

9月に室見川河畔緑地で開催される「室見川灯明まつり」は、少しずつ福岡の秋の風物詩として認知され始めているイベントで、このエリアの新たな魅力になりそうです。

「室見川灯明まつり」。灯明には、小学生が将来の夢を書いています。近くの公園では焼き鳥などの屋台も開かれ、祭りの雰囲気を盛り上げます。写真は2011年の第11回室見川灯明まつりの様子。テーマは「きずな」。東日本大震災の被災地への思いを込め、約2万個の灯明の光で、絵やメッセージが描かれました。

春の訪れを告げる「室見川のシロウオ漁」。室見川でシロウオ(地元ではシラウオと呼ぶ)を捕獲するための仕掛け=「梁(やな)」を使ったシロウオ漁は、約300年以上も前から今日まで伝えられてきた伝統的な漁です。シロウオは、「踊り食い」のほかに、かき揚げや、柳川風など、いろんな料理で味わえます。

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