東経リビング ─ 福岡・鹿児島地区の大人のプレミアムマガジン

HOME > エリア特集 >香住ヶ丘

【香住ヶ丘エリア特集】

海風がかおる緑豊かな自然環境に恵まれた、

心地よい暮らしを育むまち

福岡市の北東部、開発の進むアイランドシティや再開発が進む香椎・千早にも近い香住ヶ丘エリアは、かつては浜男・唐原の一部でした。終戦後、住宅不足の解消のために福岡県が昭和24(9149)年から周辺約42万坪の開発を行い、昭和25(1950)年には200戸が入居し、住宅地は順次広がりました。

 

この地は、赤松林、楠の森、竹林の丘と環境もよく、「霞が丘(現在の香住ヶ丘)」と名づけられ、昭和31年より現町名になり、県営住宅の建設に伴い発展を続け、今では、落ち着いた雰囲気の住宅地となっています。

 

このエリアの魅力は、JR鹿児島本線と西鉄貝塚線が走り、駅に近く便利なだけでなく、博多湾に面し、豊かな自然にも恵まれていることです。また、福岡女子大学、九州産業大学、九州造形短期大学の3つの大学と香住ヶ丘高校も集まる文教地区として、学生が多く居住する元気なまちでもあります。

 

そして、香住ヶ丘で忘れなならないのが、「香椎花園」です。都心からわりと近い街なかにいきなり出現する遊園地に、初めて福岡に来た人は驚かれるかもしれません。香椎花園は、戦前に開園した歴史ある遊園地で、「花園」と言う名前の通り、1年を通してチューリップをはじめとして、パンジー、バラ、ポピー、桜、ボタン、サルビア、マリーゴールドなど四季折々の花が美しく咲き乱れています。特に春頃は、全長90メートルもある日本最大級のバラのトンネルが目を楽しませてくれます。また、ジェットコースターや観覧車、メリーゴーランドなど定番の乗り物はもちろん、季節に応じて開催される多彩なイベントも、多くの市民から親しまれています。

 

平成21年3月には、人気キャラクター「シルバニアファミリー」の世界を中心に園内を再整備し、「かしいかえんシルバニアガーデン」としてリニューアルされ、園内の催事館には、東映㈱の体験型パビリオン「ヒーローチャレンジパーク」も同時オープンしています。

 

西鉄「香椎花園前」駅を降りてすぐと交通の便も大変良く、そのノスタルジックな雰囲気も魅力となり、かつて遊んだ子どもが親になり、自分の子どもを連れてくるなど、休日には親子連れや友達同士、カップルといった多くの入園者で賑わっています。

 

 

●香住ヶ丘さくら通り

 

「かしいかえん」から福岡都市高速香椎東ランプへ向かう約500メートルの住宅地内の起伏に富んだ道路には、約100本からなる桜並木、通称「香住ヶ丘さくら通り」があります。

 

この地区の桜並木はアメニティ百選にも指定されたほどで、桜が満開になる季節にはピンク色に包まれた桜のトンネルになり、街全体が桜に染まり、華やかな雰囲気になります。また、取材に訪れた10月中旬には、色づき始めた木々が風に揺れ、春の華やいだ雰囲気とは違った魅力がありました。

 

香住ヶ丘さくら通りを香椎花園前駅より歩いて5分ほどの小高い丘には、「向の山公園」があります。地元の人にはおなじみの桜の名所で、ちょっと急勾配の坂を上ると、「向の山公園」と書かれた入り口があり、そこかしこに約100本の桜が植えてあります。桜の木の下は芝生になっていたり、ベンチがあったりして、気軽に花見ができ、シーズンには街灯に照らされた夜桜が見物です。

 

また、公園内には博多湾や百道浜などが一望できる展望台があり、そこからの眺めには一見の価値があります。今回は霞がかかって百道浜までは見えませんでしたが、それでも柔らかな陽射しに照らされた博多湾の水面や開発が進むアイランドシティーを望む景色は素晴らしかったです。

 

 

 

 

●アイランドシティと香住ケ丘をつなぐ架け橋「あいたか橋」

 

平成25年3月、福岡市が平成21年度より整備を進めてきたアイランドシティと香住ケ丘をつなぐ海上遊歩道「あいたか橋」が開通しました。

 

あいたか橋が開通したことによって、アイランドシティ外周緑地と香椎浜北公園、香椎海岸沿いを巡る御島水域の1周約3キロが自然豊かなウォーキングコースとなり、周辺住民の憩いの場となっています。

 

このウォーキングコース(御島水域周回ルート)を香住ヶ丘側から、反時計回りすると、橋上に設けられた4ヶ所の休憩スペースでは御島水域の美しい眺めが楽しめる全長約430メートルで幅員4メートル、歩行者・自転車の専用海上橋としては日本最大級の長さを誇る「あいたか橋」。

 

アイランドシティの外周に沿って整備され、遊歩道や展望デッキ、ベンチなどが配置され、海と触れ合える階段式の護岸や潮だまりもある「アイランドシティ外周緑地」。世界的な彫刻家である故・イサム ノグチがデザインした遊具があり、水際では干潟の生物を観察できる「香椎浜北公園」。

 

春の潮干狩り、夏の花火大会など1年を通じて多くの人々が訪れる約1キロ続く人工海浜(第22回福岡市都市景観賞を受賞)沿いを歩く「香椎海岸遊歩道」へと進み、香住ヶ丘へ戻ります。

 

香住ヶ丘の魅力のひとつに海風かおる博多湾(香椎潟)の景色がありますが、「あいたか橋」の開通によって、この魅力がさらに増したと言えるでしょう。

かしいかえんシルバニアガーデン

福岡市東区香住ヶ丘7-2-1

香椎花園前駅

福岡市東区香住ケ丘6-1-1

毎年9月上旬に福岡市東区の香椎浜で開催される「Fukuoka東区花火大会」。今年は香椎浜沖から連発など7700発の花火が披露されました。台船から打ち上げられるため、花火が海面を彩る光景も堪能でき、海岸沿いのどこからでも花火が楽しめるのが魅力です。空全体から花火が降り注ぐフィナーレは感動的。会場にはたくさんの露店が並び、約10万人の観客で大いに盛り上がります。

媒体概要

東経リビング

Tokei Living

「東経リビング」は、福岡地区と鹿児島地区で発刊する取材記事と不動産情報を中心とした「大人のプレミアムマガジン」です。

●取材記事は富裕層消費動向調査をもとに、ハイクラスの皆様に役立つ情報を厳選

●不動産情報は、新築分譲マンションの最上階、角住戸などいわゆるプレミアム住戸や事業用地、投資物件などを中心に紹介

 

■発刊…毎月初旬

    ※鹿児島版は隔月発刊

■サイズ…A4(フルカラー)

■発行部数…福岡版/2.7万部

      鹿児島版/2万部

■広告掲載・取材に関するお問い合わせ先

(発行元)東京経済株式会社 福岡支社 出版事業部

TEL 092(285)0605

東京経済(株)の地域のビジネスに関する

あらゆる情報を発信するニュースサイト

別冊 東経リビング

三菱地所リアルエステートサービスの不動産の価値最大化・最適活用とは

(2017年2月28日発刊)

御島 博多湾内(香椎潟内)

高塚稲荷神社 福岡市東区香住ヶ丘7-1-22

御島(みしま)は香椎潟の海中から顔をのぞかせるいくつかの小さな岩島で、綿津見神を祀る香椎宮末社御島神社でもあります。 かつては博多湾を背景に海岸より500メートルほどに浮かび、背の高い岩島でしたが、やがて崩れて岩が取り払われ、満潮時には祠と鳥居のみが頭を覗かせるだけとなっています。香椎潟の埋め立ては御島を取り囲むようにして行われ、現在はかろうじて小さな海域に残ります。神功皇后伝説では皇后が髪を洗って神託を伺い男髪を結った所とされ、また江戸時代にはここで日照りのときに雨乞いが行われていました。

香椎花園入口の西側にあります。神功皇后が、御島で神託を問い片男左に上陸後休憩した地で、ここから山越えして鎧坂、浜男の順に香椎の大本営へ行かれたという言い伝えがあります。大正13(1924)年、4代太田清蔵氏が福岡市と粕屋郡の有識者及び地元有力者の協力を得て、稲荷社を祀ったのがこの高塚稲荷神社です。当時、一帯は一面の白砂青松の海岸で、松林と丘の間は沼沢地帯でしたが、霊験あらたかとして特に初牛の日には参拝者の列が香椎方面から続き、自然に一本の細道ができていたといわれています。

PR

分譲マンション

注文住宅・建売住宅・リフォーム

不動産売買

(収益物件・土地・中古マンション・中古住宅)

媒体概要

「東経リビング」は、福岡地区と鹿児島地区で発刊する取材記事と不動産情報を中心とした「大人のプレミアムマガジン」です。

●取材記事は富裕層消費動向調査をもとに、ハイクラスの皆様に役立つ情報を厳選

●不動産情報は、新築分譲マンションの最上階、角住戸などいわゆるプレミアム住戸や事業用地、投資物件などを中心に紹介

■発刊…毎月初旬※鹿児島版は隔月発刊 ■サイズ…A4(フルカラー) ■発行部数…福岡版/2.7万部、鹿児島版/2万部

■広告掲載・取材に関するお問い合わせ先 (発行元)東京経済株式会社 福岡支社 出版事業部 TEL 092(285)0605

「Tokei Living」は東京経済(株)が運営しています。記事・画像の無断転載・転用はお断り致します。東京経済(株) 出版事業部 住所:福岡市中央区清川2-18-12 第2東経ビル TEL:092-285-0605

Copyright (C)東京経済(株) All Rights Reserved