●革製ソファーの破れは部分張替えを

　「ソファーの革の傷みが進んで、ついに革が破れてしまった」「タバコの焦げ穴ができてきまった」。革製ソファーの場合、長年使用していると経年劣化によるひび割れやスレやキズといった革の傷みが「破れ」にまで進行してしまうことがあります。

　そんな時の選択肢は、買い替えや高額になってしまう革の総張替えだけではありません。もっとローコストでできる劣化した箇所のみリペアする「部分張替え」がオススメです。

　部分張替えなら、革の劣化が進んだ座面だけ、または革の補修では対応できない破れや穴あきの部分だけを張り替えるので、総張り替えに比べ、ローコストでのリペアが可能です。

　気になる張替え部分の色の違いについても、カラー＆トーン調整を行うため、 違和感なく仕上がります。また、コスト面からだけでなく、エコの観点からもオススメできるのが部分張替えです。

●革製バッグは持ち手が壊れていても修理可能

　革製バッグは、その使用状況から、汚れやキズ、色あせの他、角がスレて色が落ちることがよくあります。そして、一番肌に触れる持ち手部分がどうしても劣化してしまうものです。キズや色あせが気になって使うのをやめたり、持ち手部分が壊れてしまって、捨てるに捨てれずクローゼット中にしまい込んでしまっている革製バッグをお持ちの方も多いと思います。

　革製品の修理・補修の専門店なら、そんな使えなくなってしまったお気に入りの革製バッグを修理することができます。

　リペア専用の塗料や溶剤で、今まで諦めていた傷やスレを補修し、傷んだ革の表皮を再生、塗膜も綺麗に再現します。そして、取手・持ち手の交換・補強・解けの再縫製、ファスナーの交換、内袋の交換、パイピングの交換や破れ修理、金具の交換や再メッキ加工、ベルトの新規作成等が可能で、リペアの作成にも対応してくれます。

　革製品の修理・補修の専門店を活用して、是非、お気に入りの革製品を末永く使ってください。

色褪せやひび割れなどで傷んでしまった革製ソファーの肘掛け部分もリペア専用の塗料や溶剤で補修が可能。革の傷みが「破れ」にまで進行していなければ、張替えの必要はない。

合成皮革の内張りがベタベタになり、シャンタン地に張替え、同時にハンドルも作成している。