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本物の楽器・本物の音 ── 憧れの手工ギター

ギターはバイオリン、ヴィオラ、チェロなどの広い音域をカバーし、それらのパートを一つの楽器で奏でる。特にクラシックギターの演奏では低音域、中音域、高音域がバラバラに動き、とても一人で弾いているようには聞こえない。

 

生の音だけのクラシックのコンサートで使われるギターは、それらをハーモニーとして成り立たせながら、更に遠くまで届く、芯のある音を出さなければならない。また、そのなかで音のバランスをとり、必要な音を必要な時に出せるようなギターでなければ、プロギタリストは使わない。

 

プロギタリストが使うのは、ギター製作家がつくる、いわゆる「手工ギター」だ。量産メーカーがつくる普及品とは求められるレベルが全く異なるもので、普及品が機械で均一に板を削るのとは違い、材料の持っている響きを活かすために細かい調整がされていて、板の厚みは均等ではない。

 

以前、福岡に工房を構える若手のギター製作家を取材したことがあるが、「音の善し悪しは材料によるところが大きいが、それを上手く活かせるかが、製作家の腕」と語っていた。また、製作技術はもちろんだが、プロの求める音を知っていることが大切で、製作家自身が音楽的な感性を持っていなければならず、その音を確認できるように訓練しなければ、プロギタリストに使われるようなギターはつくれないのだそうだ。

 

取材した彼も、ギター製作家として独立した後、ギターの正しい音の出し方を学ぶために、ギターを弾くレッスンに行き、爪の磨き方から改めて学んだという。ギター製作家は職人であり、アーティストでなければならない訳だ。

 

手工ギターは、いわばプロ演奏家のための楽器であり、ギターを趣味とする人間からすれば、憧れの楽器だ。価格は大体30万円以上はするが、大人になった今なら買えないこともない。

 

筆者もギターを弾くが、自分の腕前はさておいて、手工ギターが欲しいのである。いや、その前に爪の磨き方から改めて学ぶべきか。いやいや、先に手工ギターを手に入れて…。

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デザインに関しては、ホール周りのモザイクやヘッドの部分に製作家の特徴が現れる。シンプルなものや豪華な装飾が施されたものなど様々だ。

手工ギター製作は木工・組み立て・塗装に大別され、100工程ほどあるが、最初から最後まで全工程を一人でやるギター製作家がほとんどだという。糸巻きと弦以外は手づくりなのだ。

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