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西新エリア特集

●利便性を備える文教地区

 

 西新は文教地区であることや利便性・住環境の良さから、マスコミや不動産会社による「福岡市で住みたい街」ランキングなどで度々上位に入るほど、「住む街」としても非常に人気が高い街だ。福岡市の中心である天神の西側、早良区北部に位置し、早良区内のみならず、福岡市西部においては最大の繁華街が展開する。

 地元では、行政区分の町名から拡大され、概ね福岡市立西新小学校校区(西新・城西・曙など)及び、福岡市立高取小学校校区(高取・祖原・昭代など)までが「西新」と認識されている。また、公務員官舎や転勤族向けの賃貸マンションも集中していることから、「転勤族の街」とも呼ばれる。

 西新の魅力と言えば、人、店、文化だが、そのなかでも通称「西新商店街」の活気ある雰囲気が、この街を象徴している。唐津街道に沿って今川橋から藤崎駅までの東西約1.4㎞に形成されているこの商店街は、オレンジ通り商店街、西新中央商店街、中西商店街、高取商店街、藤崎商店街という5つの商店街が連なっている。なかでも「リヤカー部隊」で有名な西新中央商店街では、威勢のいい声が飛び交っている。

 西新中央商店街で野菜等をリヤカーで売っているリヤカー部隊は、今や西新はもとより、福岡の観光名所の一つとなっていて、週末には県外などの遠方から訪れる人や外国人観光客も珍しくない。品物はどれも、糸島や背振、唐津など、福岡近郊でとれた旬のもので、地のモノが手に入るのはもちろん、活気のあるおばちゃんたちとのやりとりも、魅力のひとつになっている。

 西新のもう一つの顔といえば、「ペンと鉛筆」で表された地下鉄のシンボルマークにもある通り、学生の街としての側面だ。幕末から明治にかけて、多くの下級武士たちが住んでいたこともあり、私塾が増えたのが始まりで、なかでも滝田紫城の私塾「折中塾」は、自由民権運動の先駆者であり後に玄洋社をおこした頭山満らを輩出。1900年には旧藩校の修猷館が、さらに1918年には西南学院が大名から西新へ移転。1917年には修猷館に同居する形で福岡中学校も創立され、西新は文教地区としても発展してきた。

西新商店街のリヤカー部隊

午後1時。野菜やくだもの、花、漬け物…それぞれに自慢の品物を乗せたリヤカー部隊が、西新商店街に続々と並び出す。リヤカー部隊の歴史は戦前まで遡り、農家の奥さんや子どもが、自分の家でとれたものを積んで、西新を売り歩いていたのがはじまりだ。一時は100台を超えるほどのリヤカーが出ており、通行の問題で警察との話し合いになったが、昭和42年、「西新行商組合」がつくられ、営業許可制度の制定や出店時間などの取り決めがなされた。“西新名物”と呼ばれるほど親しまれているリヤカーの数は、現在20数台ほどとなっている。

サザエさん発案の地

紅葉八幡宮

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(2017年2月28日発刊)

西新6丁目の磯野広場には、「サザエさん発案の地」の陶板が設置されている。これは同漫画の原作者・長谷川町子が東京から疎開していた944年から1946年まで現在の西新3丁目に住んでおり、百道の海岸を散歩しながら、サザエ、カツオ、ワカメ等の登場人物を考案したことに由来している。当時は西新北側のシーサイドももちが埋め立てられていなかったため、西新のすぐそばに海岸線があった。

西新が「町」として栄えはじめたのは、江戸時代のこと。現在は高取1丁目にある紅葉八幡宮が、西新に遷宮されたことが大きな契機と言われている。元々、橋本村(現・西区橋本)にあり、黒田藩3代目光之候の氏神で、寛文6(1666)年に、城下に近く御参拝に便利の良い西新の地に遷宮され、西新は門前町として栄えた。明治末に電車(北筑軌道)が境内を横切り、大正2年、町が一望できる現在の地、高取に遷宮されている。電車が通ったことで、西新の発展にはずみがついたのは言うまでもない。

●西南学院

 

 平日の午後3時を過ぎる頃、西新の街は授業を終えた学生たちで、ひと際にぎやかになる。そんな「学生の街、西新」で、地域との関わりを深めながら長い歴史を刻んできたのが西南学院だ。

 キリスト教を教育理念の根幹に置くという明確な特色を持っており、創設者の遺訓「Seinan, Be True To Christ(西南よ、キリストに忠実なれ)」は、学院の建学の精神として、現在もなお大切に受け継がれている。

 西南学院は、1916年、米国人宣教師C・K・ドージャーによって、男子中学校「私立西南学院」(旧制)として福岡市に設立され、当初104人の生徒と9人の教職員でスタートした。

 第二次世界大戦中は、日米関係が悪化し、キリスト教主義学校に対する風当たりが強くなり、英文科を閉鎖するなどの影響が出たが、1947年に新制中学校、1948年に同高等学校を開設。1949年には新制大学として西南学院大学が開設し、今では小学校や幼稚園、保育所を合わせて、約1万人の学生・生徒・園児が学ぶ総合学園へと発展している。

 「真理の探求及び優れた人格の形成に励み、地域社会及び国際社会に奉仕する創造的な人材を育てる」ことを使命としている同学院。

 西南学院大学では、1971年に他大学に先駆けて国際交流プログラムを開始。現在は11ヶ国34大学と協定を結び、学生や教員の活発な交流が行われ、留学プログラムや奨学金などのサポートにも定評がある。

 また、2010年に開校した西南学院小学校では、世界的視野を身につけるため、1年次から外国語教育を取り入れ、日本語教育を基礎にしたうえで、異文化理解の一端としてネイティブ教員による英語の授業を行っている。

 建学の精神とその使命を基に、21世紀のテーマを「Impacting the World」と定めている同学院では、外国語教育とともに国際性の資質を磨く教育を目指し、実践しているのだ。

 西新エリアの文教地区としての歴史は幕末まで遡るほど長く、今も昔も学生たちにとって、この街がかけがえのない青春の場所であることに変わりない。そして、学生達は西新の街に、人の熱さや温かさを教えられ、西新の街はその学生達の存在によって活気を持ち続けている。

西南学院大学博物館

ランキンチャペル

西洋建築の古典様式であるジョージアン・コロニアルスタイルを基調とした赤レンガ造り三階建ての大学博物館。設計はウィリアム・メレル・ヴォーリズが行なった。2004年3月に「西南学院旧本館・講堂」として福岡市指定有形文化財に指定されている。

旧ランキンチャペルは1954年献堂。建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズ晩年の作品の2階建て。老朽化のため2006年から改築工事が行われ、2008年に完了。写真は改築後のチャペル内観。

■資料提供/学校法人 西南学院

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