●利便性と居住性を両立する鳥飼の住環境

　鳥飼という地名には、古くは大和王権の黎明期に、この地域（草香江）の支配氏族として、「神功皇后、三韓征伐より帰朝の時、御餞を奉りし鳥飼氏」とされる「鳥飼」氏族の存在がある。

　鳥を飼育し、朝廷などに献上した大化前代の品部のひとつ「鳥飼部」は、草香江西岸に在ったとされる鳥飼八幡宮（現・埴安神社：鳥飼３丁目）を奉祭し、その境内の黒殿社に「武内宿禰」とともに氏族の始祖、「鳥飼黒主」を祀っていた。

　現在の鳥飼は、１丁目～３丁目が中央区、４丁目～７丁目が城南区と、２つの区にまたがり、利便性がよく、生活環境、教育施設の整った住宅地として知られている。

　地下鉄七隈線「別府」駅等の公共機関の利用はもちろん、平坦地であることから、天神などの都心部へは、自転車でも簡単にアクセスできる距離にある。福岡市民の憩いの場となっている大濠公園や福岡市美術館も散策コースで、休日の気分転換にちょうどいい。将来的には福岡の法曹エリアになる六本松も徒歩圏内だ。

　日頃の買い物に便利なスーパーやコンビニ等のショッピング施設も充実している。個性的な店が多く、地域活性化も含めた商店街の活性化に取り組む鳥飼５丁目商店街での買い物も楽しそうだ。

　近くには鳥飼小学校、城西中学校、中村学園女子高等学校、区役所、病院等があり、子育て環境もいい。鳥飼エリアには、規模は大きくないが多数の公園が点在していて、子供の遊び場にも困らない。

　「ブライト・サンリヤン鳥飼６丁目Ⅰ・Ⅱ」の建設予定地周辺を歩いていると、昔懐かしい駄菓子屋を見つけることもできて、子供の声が聞こえてくる住宅街といった雰囲気に懐かしさを覚えた。